前々回の記事のセカンドファクトリーと同様に、第二、第三の波を体感しているのがビープラウドの佐藤社長です。

佐藤さんはセカンドファクトリー同様に匠メソッドのライセンス保有企業であり、匠道場の師範代です。すでに2年以上無欠席で道場参加。また、僕の匠メソッドセッションを対面で受けられています。

そして、いよいよ社内展開普及を考えられた時に採用されたプロダクトが同社が主催する勉強会サイトのconnpassなのです。



http://connpass.com/

このサイトの新サービス構想の際に、佐藤さんが自らファシリテーションを行われました。

過去は新機能を決めるのにメンバー同士の思いが強く議論が白熱し、空中戦となり、なかなか決まらず、雰囲気も悪くなっていたそうです。

しかし、匠メソッドの2つの価値モデルから、要求モデル(要求分析ツリー)に落とし込み、要求モデルの目的と手段の連鎖ツリーから、選ぶべき価値の高い機能から実装計画に持ち込ちこむことができたそうです。
その期間はたった2日(図中の真ん中付近にある要求開発の部分)。それには魔法のようだったと自分でも驚かれました。

開発陣の納得感が非常に高く開発のモチベーションが向上したそうです。



しかも、それをリリースした途端、これまで3年横ばいだったPV(ベージビュー)がどんどん上がり1年半で4倍になったそうです。そして、いま5倍に達しようとしているそうです。


ここでの第一の価値の波は佐藤さん自身に起きたリーダーシップ力の強化だったと思います。これは佐藤さんご自身がおっしやっているのですが匠メソッドにはリーダーシップ力に共通するノウハウが形式知として詰まっているとのこと。
そして第二の価値の波がconnpass適用による目に見える成果です。さらに第三の価値の波は、connpassプロダクトの継続的な機能拡張が匠メソッドのモデルを地図として納得感のある形で、攻め(機能充実)と守り(アーキテクチャー洗練や保守)を順繰りに繰り返して行えていることです。

また第四の波は、匠メソッドの価値創造サイクルを案件に適用しコンサルティングと開発を同居させて進められているそうです。

ということで皆さん、勉強会ならconnpass使いましょうね^ ^

写真は、匠の夏祭りの佐藤さんのプレゼン資料を撮影しています。